【原田組の今とこれから #5】未経験からプロへ|原田組の育成の仕組み
2026/03/30 20:45:03 連載
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未経験からプロへ|原田組の育成の仕組み
前回は、原田組が大切にしている考え方についてお伝えしました。
「未経験でも大丈夫なのか」
「ちゃんとついていけるのか」
そう感じている方もいらっしゃるかもしれません。
今回は、原田組でどのように未経験から技術を身につけていくのか、
その具体的な仕組みについてお伝えします。
原田組では、
入社してすぐに現場へ出るのではなく、
まず“学ぶ時間"をしっかりと大切にしています。
入社後は、
広島建設アカデミーにて、
躯体工科(約400時間)のカリキュラムを受講していただきます。
広島建設アカデミーは、
建設業に必要な技能者を育成するための職業訓練機関です。
現場で必要となる知識や技能、安全への意識を、
座学と実技の両方を通じて、基礎から丁寧に学ぶことができます。
未経験の方でも無理なく理解できるよう設計された、実践的な教育内容です。
カリキュラムでは、
・建設現場で必要な基礎知識(構造・材料・施工)
・安全管理や危険予知(KY)
・足場・型枠・鉄筋などの基礎技能
・工具の使い方や作業手順
・チームで働くためのコミュニケーション
など、現場に出る前に身につけておきたい内容を、
一つひとつ丁寧に学んでいきます。
最初は、工具の名前も分からないところからのスタートです。
ですが、基礎から順番に学んでいくことで、
少しずつ「できること」が増えていきます。
工業高校出身でなくても、まったく問題ありません。
普通科出身の方でも、1からしっかり学べる内容です。
また、新卒だけでなく、
20代前半であれば中途の方も入校できる仕組みがあり(※諸条件あり)、
幅広い方が基礎から学び直せる環境が整っています。
スポーツに例えると、
ルールが分からないまま試合に出ることはありません。
まずは基礎を学び、練習を重ねてから、
少しずつ実践に入っていきます。
これは、建設の仕事も同じです。
原田組では、
「学んでから現場へ」という流れを大切にしています。
この教育の仕組みは、
現場に出た後にもきちんとつながっています。
実際に、当社で働いている社員の多くが、
このアカデミーの卒業生です。
中には、指導員としてアカデミーの運営に関わってきた社員もおり、
学ぶ側の気持ちを理解したうえで、現場でもサポートできる体制があります。
なお、中途採用については、
これまでのご経験やスキルに応じて育成方法が異なります。
詳しくは、改めて別の記事でご紹介いたします。
原田組には、
未経験からでも、安心してスタートできる環境があります。
大切にしているのは、
「できるようになるまで、きちんと支えること」です。
一人ひとりが技術を身につけ、
その技術で社会を支えながら、
仕事に誇りを持って歩んでいけるようになること。
私たちは、そのための環境づくりに取り組んでいます。
【原田組の今とこれから #4】新しい仲間を迎えるために、私たちが大切にしていること
2026/03/24 23:48:01 連載
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前回お伝えしたとおり、
高校生の皆さんをはじめ、さまざまな方に興味を持っていただけるようになってきていると、少しずつ感じています。
ただ、私たちはこう考えています。
「入社してもらうこと」がゴールではない。
本当に大切なのは、
安心して働きながら、一生ものの技術を身につけることです。
そして、
その技術で社会を支えることで、
仕事に誇りを持ち、
自信を持って人生を歩んでいけるようになることです。
そのために原田組では、
入社前からしっかりと準備を行っています。
内定者オリエンテーションや内定者研修会を通じて、
会社のことや入社までの流れを丁寧に伝えるとともに、
社会人としての基本や会社の考え方、
社会人として守るべきルールや責任、情報発信のあり方なども含めて、
働くうえで大切なことを最初に共有しています。
そして、どんなに未経験であっても、
絶対に守らなければならないものがあります。
それが、「安全」と「信用」です。
安全は、現場で働く以上、絶対に守らなければならないものです。
私たちの仕事は社会を支えるものであり、
安心して働き続けるためにも、安全は欠かせない土台です。
仮に怪我などが起きてしまえば、
すぐに元に戻るものではなく、
仕事や日常生活にも影響が出てしまうことがあります。
だからこそ、安全には常に気を配る必要があります。
そして信用は、現場だけでなく、
社会人としての土台となるものです。
今の時代、何気ない発信が思わぬ形で広がり、
取り返しのつかない結果につながることもあります。
例えば、SNSでの軽率な発信。
それが拡散され、「デジタルタトゥー」として残ってしまえば、
信用を取り戻すことは簡単ではありません。
また、日々の行動やルールを守る姿勢も、
社会人としての信用を形づくる大切な要素です。
信用は積み重ねるには時間がかかりますが、
失うのは一瞬です。
そして一度失った信用は、簡単には戻りません。
だからこそ私たちは、
「失敗していいこと」と「してはいけないこと」を明確にしています。
技術は、失敗しながら身につけていけばいい。
しかし、安全と信用だけは、失敗してはいけない。
私たちは、
人を育て、技能を磨くことこそが、街づくりを支える仕事の根幹だと考えています。
では実際に、どのようにして未経験から技術を身につけていくのか。
次回は、原田組の育成の仕組みについて、
もう少し具体的にお伝えしたいと思います。
【原田組の今とこれから #3】見学という小さな変化
2026/03/08 14:52:46 連載
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見学という小さな変化
最近、原田組では現場見学に来てくれる方が少しずつ増えてきました。
高校生のみなさんや先生方に加えて、転職を考えている方が現場を見に来てくださることもあります。
「実際の仕事を見てみたい」
「どんな雰囲気で働いているのか知りたい」
そんな声を、少しずついただけるようになりました。
少し前までは、
当社の仕事に興味を持ってくださる方は、決して多くはありませんでした。
それが最近は、
「現場を見てみたい」と言っていただける機会が増えています。
もちろん、自然に増えたわけではありません。
学校を訪問して先生方に直接お話ししたり、
求人サイトを活用したり、
ハローワークと連携したり、
知人の方に紹介をお願いしたり。
できることを一つずつ、地道に続けてきました。
派手な取り組みではありませんし、
すぐに結果が出るものでもありません。
それでも、
人を迎えるということは、会社にとってとても大切なことだと考えています。
なぜそこまでしているのか。
それは、
現場で受け継がれてきた職人の技術を、
これからの世代につないでいきたいからです。
いい建物は、いい職人がいてこそ成り立ちます。
その技術が続いていくことで、
街づくりも続いていきます。
原田組は、
「必要になってから人を探す」のではなく、
今から人を育て、会社も一緒に成長していく道を選びました。
まだ道の途中ですが、これからも一歩ずつ、
原田組とともに成長していく仲間を迎えていきたいと思っています。
ただ、人に来てもらうだけでは十分ではありません。
新しく入ってくれる人が安心して働き、技術を身につけていける環境を整えることも、とても大切だと考えています。
では、原田組では
新しい仲間を迎え入れるために、どんな準備をしているのか。
次回は、受け入れに向けた取り組みについてお話しします。
そしてこの ハラブロ では、
・現場の仕事のこと
・職人のこと
・会社のこれからなど、原田組の日常や変化を
ゆるく、リアルにお伝えしていきます。
【原田組の今とこれから #2】建物が少しずつ形になっていく瞬間
2026/02/27 23:44:53 連載
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建物が少しずつ形になっていく瞬間
前回は、原田組がどんな会社なのかをご紹介しました。
今回は少し視点を変えて、
現場で感じる仕事のやりがいをお話ししてみます。
みなさん、建物が建っていく様子って
じっくり見たことはありますか?
何もなかった場所に基礎ができて、
柱が立って、床や壁が少しずつ形になっていく。
気づいたら、「あ、もうこんなにできてる」
なんてこともありますよね。
街の景色は、こうして少しずつ変わっていきます。
原田組の仕事は、
そんな建物が生まれていく瞬間をつくる仕事です。
地面を掘って基礎をつくる土工事、
コンクリートで柱や梁、床や壁を形にしていくコンクリート工事、
そして地下や高い場所の作業を支える足場づくりの鳶工事。
原田組は、
建物づくりの最初から完成までを支えています。
躯体ができあがると、
建物は街の中にだんだん姿を現してきます。
そして完成した建物には、
人が集まり、街の中に新しい動きが生まれていきます。
建物がひとつできるだけで、
街が少しにぎやかになる。
そのスタートに関われるのが、私たちの仕事です。
戦後の広島の復興から、高度経済成長期の建設ラッシュ、
そして街が変わり続ける平成・令和へ。
原田組は、その時代ごとの街づくりに関わり続けてきました。
やり方は少しずつ変わっても、
街づくりを支える仕事であることは今も変わりません。
完成すると見えなくなる部分も多いですが、
この躯体(建物を支える構造部分)がなければ、建物は成り立ちません。
だからこそ、躯体工事は
「建物の命」とも言われているんです。
次に街で大きな建物を見かけたとき、
その中に職人たちの仕事が詰まっていることを、
少しだけ思い出してもらえたら嬉しいです。
次回は、
最近原田組に現場見学が増えている理由についてお話しします。
★ ハラブロについて
ハラブロでは、現場の日常や会社の変化を、
ゆるく、そして少し真面目に発信しています。
【原田組の今とこれから #1】原田組ってどんな会社?115年の歴史と今
2026/02/21 14:20:28 連載
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原田組ってどんな会社?115年の歴史と今
ハラブロをスタートして、いよいよ最初の記事です。
まずはよく聞かれるこの質問から。
「原田組って、どんな会社なんですか??」
実はこの質問、けっこう聞かれます。
原田組は、広島・古市一筋で歩んできた職人の会社です。
明治44年、当時の安佐郡三川村(現:広島市安佐南区古市)で曳家鳶としてスタートしました。
そして今年4月で、創業115年を迎えます。
場所はずっと古市。
時代が変わっても、現場を大切に歩んできました。
今の原田組の仕事は、
土工事・コンクリート工事・鳶工事といった
建物の骨組みになる「躯体(くたい)」をつくる仕事です。
基礎から柱、梁、床まで。
完成すると見えなくなる部分もありますが、
建物を支える一番大切なところをつくっています。
現場には、
「こどもたちに誇れる仕事を。」で知られる清水建設をはじめ、
大手ゼネコンの大型プロジェクトもたくさんあります。
つまり、
街に残る建物を、職人の手で一つひとつつくり上げている会社です。
そして原田組は、
これまでを大切にしながら、少しずつ新しいことにも挑戦している会社です。
歴史を土台にしながら、これからの建設業を見据えて歩んでいます。
熟練職人の技術をつなぐこと。
働きやすさを整えること。
新しい考え方も、柔軟に取り入れていくこと。
新しい仲間を迎え入れ、ともに成長していくこと。
115年目を迎える今、原田組は次のステージへ進みはじめています。
このハラブロでは、
現場の日常や人のこと、会社の変化を、
ゆるく・リアルにお届けしていきます。